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【『しまカフェ』プロジェクト】第1弾イベント「漆喰塗りワークショップを開催しました

12/20の琉球新報でWSの紹介記事を掲載していただきました!

11月30日(土)「しまカフェ」プロジェクトにとって初めてとなるイベント『漆喰塗りワークショップ』を開催しました。

講師に金沢でしろくま不動産・株式会社ノスタルジックカンパニーを経営する池内真紀子さんをお迎えして、ワークショップ形式で空き家の内壁塗りを学びます。

池内さんは、わたしが6月の1ヵ月間を費やし研修を受けた「空き家再生プロデューサー育成プログラム」2期生同期。ノスタルジックカンパニーの手がけるリノベーションが素敵すぎて、その場で講師の相談をさせていただいた6月から、早5カ月。実際にワークショップ開催まで漕ぎつけられて感無量でした!

ご自身の片山津温泉プロジェクトが進行中の池内さんは超多忙。本来なら、建物の屋根⇒外壁⇒内装⇒内壁の順に直していくところですが、11月を逃したらもう沖縄まで来ることが叶わないかも。そんな理由もあり、慌てて屋根の雨漏りを簡易的に修繕し、下地の石膏ボード貼りをコツコツ行い、約1ヵ月の準備期間を経て、ようやくワークショップ当日!

本来なら前日にファイバーテープ貼りやパテ塗りの下準備をする予定でしたが、前日到着した池内さんと多良間村地域おこし協力隊の大戸理絵さんをお迎えして「とりあえず、マハナ」と観光へ連れ出し。あまりに美しい夕陽を見ていたら、わたしのやる気が消し飛んでしまったため、準備は当日の朝からになりました(苦笑)。

 

漆喰の撹拌機は、まるで大きなハンドミキサーのようです!

作業の合間には、『しまカフェ』で提供予定の「ローゼルソーダ」と「バラフライピーのお茶」の試飲もしていただきました。この日に初めてお披露目した「ローゼルソーダ」がとても好評でうれしかったです。沖縄のティーダのような真っ赤なローゼルと粟国の海のようなブルーの飲み物。インスタ映え必至です!!

池内さんが用意してくれたコテセットに限りがあったこと、さほど大きな空き家ではないので、一度にたくさんの人が来たら対応できかねるかもと心配していたのですが、計ったように午前午後とバラけて参加者が訪れてくれた結果、あまり待ち時間を取らせることもなく、スムーズにワークショップが進行し、15人の手により無事すべての壁の漆喰を塗り終わることができました! みなさんほんとうにありがとうございました!!

みんなが一か所で何か同じことに取組むという機会があまりないこともあり、この日のワークショップはとても良い時間だったなぁと感じました。後日、参加者の方から、「みんなでいっしょに作業するって良いですね」と言っていただいたのですが、本当にみなさん楽しんで壁を塗ってくださり、今後もカフェの壁として残っていくということに、大きな意義を感じることができました。

最近、この『しまカフェ』プロジェクトを通じて、選択肢が増えればいいなぁと思うようになっています。単純に、飲食店の選択肢が増えればうれしいし、家を直す選択肢が増えれば楽しい。たとえば、村内で見かけるタイルは色違いのほぼ同じものですが、自分で貼れれば好きなタイルをネットで注文すればいいだけ。たったひとつ選択肢が増えるだけでも、人の心の自由度や可能性が大きく広がる気がしています。

次回のワークショップは、春頃に予定しているパーゴラづくりになります。それまでに、屋根や外壁、厨房、庭などやらなければならないことが山積みです。実際に、電動丸ノコもインパクトも持ったこともなかったわたしが、それらを使いこなせるようになってきている。できることが増えていることが、そのまま自身の喜びに繋がっています。この喜びや「たのしい!」もシェアできれば素敵だな! と思っています。

もし、この箱を使ってやってみたいことがあるという方、外壁を塗ってみたい、庭づくりを手伝いながら覚えたいというような方がいらしたら、ぜひご提案のうえご参加くださればと思っています!

 

■『しまカフェ』プロジェクトの進捗は随時fbページで更新しています!

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