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もちきびの収穫

先月、粟国島では特産品のもちきびの収穫がピークでした!

もちきびは雨にあたると品質が落ちてしまうので、

天候との折り合いをつけての作業が必要です。

農薬を使用していないので、もちきび以外の雑草と分けながら

収穫はひとつひとつ手作業でおこないます。

もちきびの茎に絡まった雑草をはがしていくのが大変~!

穂の部分を片手で持ち、カマで刈っていきます。

穂先が実っている腰の高さまでかがんで、中腰で収穫して袋に詰めに。

広~い畑なので、せっせと収穫しないと終わらない!と思い、ひたすらに刈っていたら

まだ緑の穂はまだ刈っちゃだめだよ~!と言われました(笑)

きれいな黄金色になるのを待ってからの収穫です。

無心で収穫していると、一粒一粒が黄金色の宝物のように思えてきます。

袋に入れる時はこぼさないようにそっと、注意しながら~

土と水、天気と気温と湿度。

毎年、毎日、毎時間、気候も温度も変わってくるので

農業は本当に自然に意識を向けることが最重要。

自然と寄り添うことが必要なお仕事です。

雨を避けて天気のよい日を見計らい、ブルーシートに広げて乾燥させ、

殻を取り除く行程に入ります。

一部、機械化されているところもありますが、

大部分が手間と時間をかけた手作業です。

手作業でひとつひとつ。

自然の恵みと手作業のあたたかさがたくさん詰まった粟国島産のもちきび。

島内の商店でも、沖縄離島フェアでもすぐに売り切れてしまうほどの人気商品です。

黄金色のもちきびが風にたなびく様子も、

粟国らしい美しい景色のひとつだよ、と農家さん。

先々につなげていきたい、自然と調和した粟国島の豊かな風景です。

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