~旧正月 えみこVer~
埼玉から移住してきた私にとって、旧暦で動くこと自体がはじめての経験ですが 島での旧正月行事を初めて体験しましたので、簡単にご紹介させていただきます。
粟国島の旧正月行事は・・・ 旧暦12/30(大晦日)【2/15】マースヤー 旧暦1/1【2/16】正月 旧暦1/2【2/17】船ウクシ 旧暦1/3【2/18】初(村)ウクシ
と行事が目白押しです。みなさん睡眠不足のようでしたね。
行事詳細はこちらをご確認ください↓↓ http://www.aguni-archive.jp/festivala/
まずは大晦日「マースヤー」
村内には11の小字があり、私は端田原(はんたはる)にお世話になりました。
大晦日が近づくと各クラブではマースヤーに向け、踊りの練習が始まります。
私は初めて「めでたい節」と「南嶽節」を教えていただき、ドキドキしながら練習に励みました。 踊りは小・中学生時代に練習した、ソーラン節以来でしょうか。(ないちゃーあるある)
マースヤー当日は、各小字それぞれに開始し終了となるが
端田原は夜19:00頃に始まり、30を超える各家庭を一軒一軒踊り歩きました。
終了はなんと朝3時過ぎでした・・・・・!!
子ども達も眠たい目をこすり、最後のお家までがんばって踊っていましたよ。
続いて旧1/2「船ウクシ」
豊漁と航海安全を祈願する行事となり、フェリー粟国の中で行われます。
唄に踊りと、賑やかでした。お寿司と飲み物もいただきました。豪華です。
続いて旧1/3「初(村)ウクシ」
豊作を祈る行事で、ウクシが終わったら農作業を開始してよいと聞きました。
各地区の【角】を回って、マースヤーの様に踊りをしました。
大きな音にヒージャーも大興奮のもよう。
こうしてわたしにとって初めての正月行事が終わりました。
昔はもっともっと人数が多かったよ~と話を聞くことが多かったので 人口減少が伝統の存続を脅かしていると感じました。
決して絶やしてはいけない伝統行事をどう守っていくか、島としてのひとつの課題ですね。
分からないことが多かったので、島の人や先輩方に多くのことを教えていただきました。
どうもありがとうございました。