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運動会前のソテツ門づくり

10月4日(日)運動会がありました。今年はコロナウィルス感染症の対策のため、村内のイベントがほとんどなくなってしまったので久しぶりの大きなイベントです。人数が少ないので保育所、幼稚園、小学校、中学校合同で行われます。運動会の前々日、恒例のソテツ門づくりがありました。



先生方を中心として、仕事終わりのお父さん、お母さん、地域の方々が協力して作ります。ソテツの葉は、各家庭20枚ずつ事前に学校へ提出することになっています。



枠組みを立て、紐でソテツの葉を巻いたり差し込んだりしてどんどん付けていきます。



すごいなぁ~とぼーっとして見ていたら、真ん中に取り付けるアダンの葉のカットを頼まれました。どのくらい切ってよいものか。。。??

「実が見えるように!!」「切りすぎないように!!」とアドバイスいただきながらチョキチョキ。アダンの実を顔に見立てて床屋さんの気分です。



広いグラウンドでは女性連合会の「粟国音頭」の練習があったり、小さな子どもたちが駆け回って遊んだり、お母さんたちがゆんたくしている姿が。島らしく、のどかで平和な夕暮れ時。子どもたちの楽しそうな声が響き渡り、眺めているだけで何だかしあわせな気分になります。



そのかたわらで、どんどん作業は進んでいきます。葉っぱを付け終わったら、最後はアダンの実の取り付けを。「もう少し切らないとね~」と再調整カットされていました(笑)

「来年はもっと上手に切れる!」と励まされました。



完成したソテツ門。真ん中に下がるアダンが可愛らしいです。運動会当日は天気も良く、地域の方々もたくさん来ていました。

島の植物をこんな風に活用してしまう、自分たちで何でも作ってしまうそのセンスがステキだな~と思います。子どもたちが大きくなっても、粟国島の運動会と言えばソテツ門!と思いだしてくれると嬉しいですね。


運動会のエイサーの様子はこちらから見ることができます。




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