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粟国小学校自然観察クラブ

粟国小学校の自然観察クラブは、今年で5年目を迎えました。小学校の先生方、観光協会事務局長、地域の方々が講師・サポートとして協力しながら活動しています。今年度は休校が重なりクラブ活動の時間が少ないそうですが、それまでは月1回程度のペースで粟国村内の野鳥観察を行っていました。

昨年はインドガンというとても珍しい鳥が3羽島に長留していたので、子どもたちもクラブ活動の際に観察することができました。

子どもたちにも大人気のインドガン!!体格もよく目立つので観察しやすかったです。警戒心もやや薄い方々でした。

長年クラブ活動を続けている子は、ぱっと見ただけでもすぐに野鳥の名前が出てきます。よく見られるダイサギ、チュウサギ、コサギ等の見分け方が難しい野鳥でも、特徴までちゃんと覚えているのがすごい!牧場方面では牛の背中に乗っている姿がよく見られます。

フィールドワークを終えて学校に戻ると、今日観察した野鳥を1羽選び、自分のファイルに絵と文章でまとめます。図鑑や撮影した写真を見たり、講師に野鳥についての質問をしたりと楽しみながら書いて最後に発表します。

子どもたちは昨年のクラブ活動でどこにどんな野鳥がいたかも覚えていて、観察ポイントの溜池の名前もよく知っています。クラブでは普段行かないような地区も周るので、子どもたちは道中楽しそうです。

島の自然や生き物の名前を知り、その生態について学んでいくことは子どもたちの中に土地への親しみと愛着を確実に育んでいきます。特に粟国島は身近な自然が多いことはもとより、時間をかけて山や森などに入らなくても気軽に観察することができるので野鳥観察地としては恵まれていますね!

昨年は観察した野鳥をまとめた報告で「島尻地区児童・生徒科学作品展金賞」「沖縄県青少年科学作品展佳作」を受賞している優秀な自然観察クラブ。今年はこれから作品展用のまとめに入るそうです。みなさんがんばってくださいね!

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