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近頃の粟国島の状況 【新型コロナウイルス】

世界中で新型コロナウイルスが猛威ふるっており、日常が失われつつあります。

4月9日現在、粟国島では幸いウイルス感染者は確認されておりませんが、いつもは穏やかな島内にも緊張感が漂っています。

診療所が1件(医師看護師共に1名のみ)と医療設備が乏しく、住民の多くがお年寄りである島にウイルスが持ち込まれたら大変な事が起きます。

そのため粟国村から、観光客の皆さまへは来島の自粛(4月7日付)、住民または来島者の皆さまへは粟国~那覇間の往来自粛要請(4月8日付)がそれぞれ発表されています。島内で行われる予定だったイベント等も延期や中止となっています。皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。

これからのシーズン粟国島では、ギンガメアジのトルネードを見るためダイビングのお客様が多く来島される1年で1番の繁忙期となる予定でしたが、ダイビングショップや各民宿も苦渋の決断の上受入を自粛されています。

また、粟国に限らず他の離島、そして8日には沖縄県知事からも、県外の方々の沖縄県への旅行等を含む渡航について自粛をしていただくよう要請が出されています。

今は何よりも人との接触を控えることが求められています。

みなさん窮屈な日々を送られているかと思いますが、責任ある行動をとって大切な命を守り合いましょう。

全ての人に早く日常が戻りますように。

粟国村の新型コロナウイルス感染症に関わる最新の情報はこちらをご確認ください。

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